The Hangover

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The Hangover

この映画は2009年に始まったシリーズもののコメディ映画で、『最後の反省会』まで
全三作が製作されています。

 内容は典型的なアメリカのコメディ映画で、かなり下品ですが(ビックリしないで
下さい)^^;

今回紹介するのは第一作目の『 The Hangover 』(邦題:「ハングオーバー!消えた
花ムコと史上最悪の二日酔い」)です。
ちなみに hangover というのは知っている人も多いと思いますが、「二日酔い」のこと。

作品情報とあらすじ
『 The Hangover 』
邦題「ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い」(2009年アメリカ)
監督:トッド・フィリップス

教師のフィルと歯科医のスチュ、そして彼らの親友であり結婚を控えるダグの三人は、新婦の
弟アランと共にラスベガスへ「バチェラー・パーティー」旅行に出かけます。

【補足】
バチェラー bachelor というのは「独身男性」のこと。アメリカでは、結婚式の前に男なら
男同士で、女なら女同士で「独身最後の夜」を祝うパーティを行います。これを、男性同士
なら bachelor party、女性同士なら bachelorette party と呼びます。バチェラー
パーティではストリップを観に行くのがアメリカの慣例のようです^^

ラスベガスに到着した夜、4人は祝杯をあげるのですが…。翌朝ホテルの部屋で起きると、
新郎のダグが失踪していることに気づきます。残った3人はどういうわけか前夜の記憶が
まったく無いのです。

さらに、ホテルの部屋の中にはなぜかトラやニワトリ、赤ちゃんまでが居て、スチュの歯
が一本抜けています^^;そこで3人は失踪したダグを探すわけですが…

The Hangover (2009) Official Trailer 1 HD

 

 

スクリプト見たい方はコメント頂ければと思います。

一口メモ

it’s ~.
「(電話で)~です」
電話で自分の名前を言う時にはThis is 〇〇. や It’s 〇〇. という定番の
フォームを使います。これは簡単ですね^^

Where the hell are you guys?
「アンタたち、一体どこにいんのよ!」
hell は文字通り「地獄」のことですが、アメリカの口語では、この hell を使うのが
大好き。意味としては「一体全体」という強調を表します。

例:

What the hell are you doing?
「一体何やってんだ?/一体どうしたんだ?」

What the hell do you want?
「一体何の用だ?」

What the hell is going on?
「一体何があったの?」

What the hell was that?
「一体何なんだ?」

(いずれも英辞郎より)
この the hell は映画でもドラマでも、もちろん日常英会話でも非常によく
使われるようです。

We’re getting married 
「結婚することになっている」現在進行形ですが、既に未来の出来事に向かっている
ような場合は未来の意味を表します。

in 〇〇 hours
「〇〇時間以内に」
これもよく使う表現ですね。

That’s not gonna happen.
「それは起こらない=無理」
That is not going to happen. の略。
このように口語では出来る限り短縮・省略されます。

発音も…
ザット・イズ・ノット・ゴーイング・トゥ・ハップン
ではなく、ザッツ・ナッガナ・ハップンという感じに聞こえますね。^^

What happened?
「どうしたの?」「何が起きたの?」
これも定番中の定番。このまま覚えると良いです。

I looked everywhere.
「すべて見た・確認した」これは探しものをしていて、どこにも
見つからない!という時に言う定番。これも丸ごと覚えておくと良いです。
I looked everywhere but I can’t find it!
なんて感じで使います。

officer
「お巡りさん」
officer は役人とか公務員、警察官のことを言います。お巡りさんに呼びかける
時にも使います。映画では、ホテルに預けていた車がどういう訳かパトカーに
変わっていたという設定。ホテルのボーイが車を持ってきた時に、3人に向かって
言うセリフです。

act cool
「かっこつける」「うまくやる(演じる)」
act というのは「振る舞う」とか「行動する」とか、または役者が「演じる」
とか、そういう意味があります。 cool はご存知の通り「カッコ良い」という
意味ですから、「カッコよくやる」という意味になります。これもよく使いますね。

get in 
「(乗り物に)乗り込む」これも覚えておきたいフレーズです。

What is going on?
「どうなっているの?」これも定番中の定番。
これに先ほどの the hell がついて、What the hell is going on! で
「一体どうなってんだ!」という映画・ドラマの定番中の定番になります^^

おそらくあなたも何度か耳にしたことがあるのでは?

How dare you!
「よくもそんなことを!」
相手が何かひどいことを言った時に、「よくもそんなことを!」「何て事を言うんだ!」
という感じで使います。あなたが実際に使うか、使わないかはさておき、絶対に覚えて
おくべき言葉ですね!(^^)!
dare は「ダレ」ではなく「デア」です、念のため^^

can’t handle ~
「~が手に負えない」「~が苦手が」
handle は「扱う」「うまく処理する」という意味。「~が苦手です」という時に
よく使います。

例:
I can’t handle spicy food.
「辛い食べ物が苦手です」

こんなのも覚えておくと I don’t like ~なんてベタな言い方ではなく、ちょっと
英語慣れした表現が出来るようになりますね。

This is my favorite part coming up right now.
「ここからがいい所なんだ」
映画の中ではマイク・タイソンが出てきましたが、これも英会話で、自分が得意な場面が
来たら口にしてみると面白いですね^^
曲などを聴いていて、好きなメロディーの部分が来た時に「ここがいいんだよ」という
際のラインフレーズ。

(be) fucked up
「しくじった」「メチャクチャになった」
fuck は悪い言葉ではありますが、実際の英会話では本当によく出てきます。映画でも必然的に
多く出てきます。ただ、多くの場合はキワドイ意味ではなく、日本語でいう「バカ」とか
「クソ」とか、ちょっとお下品な表現という程度のものですので、あまり神経質にならなくても
大丈夫です(ただ、積極的に使うこともないですが^^;)。

buddy

「親友」「仲間」
You’re my buddy, right? と言えば「お前、俺の親友だろ?」という感じの意味に
なります。

sniff out
「クンクン嗅ぎ出す」犬のように鼻を効かせて何かを嗅ぎ出すという
意味。これも覚えておくと良いですね^^

retard
「知的発達の遅れた人」

grand
「1000ドル」
grand は 1000ドルのこと。映画の中では8万ドル紛失するという話でしたが、
eighty grand で 8万ドルのこと。eighty thousand と同じ意味です。
(単複同形ですので s をつける必要はありません)。

Classic!
「傑作だ!」「最高だ!」これも口語でよく使います。何か素晴らしい
もののことを称賛する時に Classic! と言います。

What are you getting at?
「ずばり何が言いたいの?」これも会話でよく使いますねー。相手が
奥歯に物がはさまったような言い方をしている時に、What are you getting at?
「ずばり何が言いたいの?」と言います。

Everything should be all right.
「すべて問題ないさ」「すべて大丈夫だよ」
これは、このまま覚えて使いましょう。
should be は「~すべき」ではなく、当然そうなる=「すべて問題なくおさまるようになる」という
意味になります。心配している相手などをなだめる時に使う定番ですね。

Come on in!
「さぁ、どうぞ!」「さぁ、入って!」
家や部屋の中に人を招き入れる際の定番。これも本当によく耳にする定番表現です。